[ブランド]TIFFANY & CO.
[コンディション]B 汚れ、小傷などの使用感がございます。
[素材]SV925 / 18K
[全長]約16cm
[腕周り]約17.5cm(調整が可能です)
[その他サイズ]開口部:約30mm / 幅:約17mm
[重量]約32.2g
[付属品]なし
硬質な地金にロープのしなやかさを写し取った、ティファニーを象徴する意匠のカフブレスレットです。
エッジに沿って二重に走る縄目がプレーンな面に奥行きを与え、手元の動きに呼応してさりげない陰影を生み出します。
コレクション自体は1980年代から1990年代後半まで展開され、当初は欧米で一般的だった14金のロープ装飾が主流でしたが、90年代に入るとより華やかで高級感のある18金へとアップデートされました。
本個体はロープ部分に「750」の刻印を確認でき、1990年代初期に販売された一本と推測されます。
ティファニーは創業期からテキスタイル由来のモチーフを大切にしてきた背景があり、伝説的デザイナーのジャン・シュランバージェもタッセルや編み込み、ロープを象徴的に用いました。
硬い金属で“柔らかさ”や“動き”を表すこのモチーフは、同社のクラフトマンシップを語る重要なデザインコードであり、本作もその文脈を今に伝えます。
ミディアム幅のバランスは日常使いにちょうどよく、単体で主役にも、時計やプレーンリングとのレイヤードにも自然に馴染みます。
ロープ装飾の気品と造形のミニマリズムが共存する、90年代ティファニーらしさを楽しめる一本です。
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