以前、出品していた、
「ビリオレア↑100ドル札ベンジャミン・フランクリン 総柄 MA-1 ジャケット」
をメディウムに、
GETEMONTSらしくサインとシーニュを施した、
「偉人に落書き」ジャケットが到着↑
コンセプトわ、
「小学生が授業中に暇をもて余して、偉人の肖像に落書きした」
となっておりマス。
いやー、
描いてる時に感じる冷たい視線がキツかった。笑
サイズ:不明
肩43cm 袖丈59cm 身幅51cm 着丈59cm
タグなし詳細不明なUNKNOWN。
100ドル札で有名な、
ベンジャミン・フランクリンの総柄と
白無地のリバーシブル仕様。
ゴルチェ様や、マルタン・マルジェラ様も納得の素材に、
小学生レベルの落書き(イコノクラスム)を油性ペンで加筆し、
白無地の方にシルクスクリーンで、
GETEMONTSロゴのサインを施したレディ・メイドな1枚。
行為った、
90-00sのHIPHOPファッションで見られた総柄デザインわ、
今でも、SupremeやVETEMENTSなど、ストリート・ブランドでサンプリングされ、
好評を博してiLL様デスが、
それに、
手書きで落書きを施すと云ふのわ前代未聞かとちゃん=P
●
USのメモリアル的な文脈で見ても面白いデスが、
ヴァルター・ベンヤミンの引用による
「邪魔者を一掃し、コンテクストから引き剥がす、その破壊的な」力が生じていると見れば、
授業中の小学生が、
暇を持て余し偉人に落書きする行為こそ、
ギー・ドゥボールが政治化し、
マルコム・マクラーレンとジェイミー・リードが剽窃に基づくヴィジュアル革命をPUNKとした、
最もピュアな形さもありなんとイったところで賞か。
ベンジャミンと云ふ人物も、
上書きした元ネタの漫画やアニメなどのキャラクターも、
ここでわ、
同化/異化されて、
その文脈から外れ変容し、
見るものにショックと云ふ「ある特定の文化秩序のなかで事物がもっていた伝承可能性や理解可能性が喪失するときに、事物が帯びることになる軋轢の力」を与える。
ベンジャミンと上書きされた絵に依って、
これまで、忘れられていた其々の意味が、
現実に於ける新たな意味の形となって、現在に引き戻される訳だ。
先頭か末尾かわからない新しい文脈のなかで。
カテゴリー:
ファッション##メンズ##ジャケット・アウター